XenDesktop 4で仮想デスクトップ環境を構築してみた(その10)
さて、Step by StepガイドにはDDCとWIをインストールするWindows Server 2003または2003 R2にはあらかじめターミナルサーバ、IIS及びASP.NETをインストールする必要があるとされています。ソンナワケデ、XenDesktopの主要コンポーネントであるDDCとWIをインストールするための下ごしらえの手順についてさらっと紹介していきます。
Windows Server 2003や2008、各バージョンのR2も含めて通常のインストール直後は、特になんの機能も役割も持っていません。ソンナワケデ今回はWindows Server 2003または2003 R2へ、ターミナルサーバ、IIS及びASP.NETをインストールします。

Windows Server 2003または2003 R2の起動直後には、サーバーの役割管理というウィンドウが起動しています。そのウィンドウの「役割を追加または削除する」をクリックし、次に開いたウィンドウで「アプリケーションサーバ(IIS、ASP.NET)」及び「ターミナルサーバ」をそれぞれインストールします。一度に両方をインストールすることはできないので、片方ずつインストールしていきます。
「アプリケーションサーバ(IIS、ASP.NET)」のインストールでは、「ASP.NETの有効化」のチェックを有効するのを忘れずにしましょう。ターミナルサーバのインストールについては特に難しい話はありません。
で、やっと・・・ついにXenDesktopの主要コンポーネントをインストールしていきます。ダウンロードしてきたXenDesktop 4 ExpressのZIPファイルに含まれるDDC_VDA.isoをWindows Server 2003または2003 R2にマウントします。今回、Active Directory用のWindows ServerもDDC及びWI用のWindows Serverも、共にVMware ESXi上にVMとして構築するため、ISOファイルのマウントは、VMware vSphere Clientから行います。物理マシンにWindows Serverをインストールしている場合は、ISOファイルを焼いておくか、Daemon Tools等の仮想光学ドライブソフト等で対応しましょう(´∀`)
ISOファイルをマウントすると、XenDesktopのインストーラが起動するので、「サーバー コンポーネントのインストール」を選択します。インストールするコンポーネントの選択では「Citrix Desktop Delivery Controller」「Citrix の管理コンソール」「Citrix ライセンスサーバー」すべてを選択します(デフォルトで選択状態になっていると思うので単に「次へ」を選択)。
次に決めなければいけないのはサーバーファームの名称を決定することです。サーバーファームは仮想デスクトップをプールしておく貯蔵庫の名前になります。Step by Stepガイドでは、サーバーファーム名を"XDFarm"と設定することとしていますが、こちらは、識別できる名称であればなんでも良いでしょう(´∀`)
次の選択肢は、サーバーファームのエディションを選択することですが、ここはインストールするXenDesktopのエディションの選択と同義になるので、今回は「Express/VDI Edition」を選択します。最後に「オプション サーバー設定」です。もちろん、試用期間が設定され利用できる日数が限定されますが、EnterpriseやPlatinumエディションを選択することも可能です。
これは、作成したサーバーファーム配下で管理する仮想デスクトップの管理にデータベースサーバを利用するか否かの選択になります。既にOracle DatabaseやMicrosoft SQL Server等がインストールされている環境がある場合は、そちらを利用することもできますが、こちらのオプションは利用せずともDDCは稼動させることができます。今回は特にデータベースサーバを利用することはないので、何もせずに「次へ」を選択します。
DDC及びその他のコンポーネントのインストール設定についてはコレで完了となり、後はインストールが開始されるので、インストール完了と再起動するのを待つだけです。ここでは1、2分ほど時間がかかるかもしれません。
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