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2009年6月 3日 (水)

Solaris Innovation Forum 2009に行ってきました(その4)

午後のセッション3つめです。

13:00-13:40
1.Solaris 10/OpenSolaris最新バージョンの新機能

13:50-14:30
2.今だからこそ、x86 SolarisでMySQLを使う理由

14:40-15:20
3.Solaris ZFS のメリットとその多角的な活用

4.15:30-16:10
企業が求める高信頼性Webシステムの実現

5.16:20-17:30
パネル・ディスカッション(Solaris on x86のベスト・プラクティスと今後)


んで、以下、3.の内容の纏め。

ZFSの概要説明、そもそもZFSは何を目指したか、それはメモリモジュールのDIMMの仕組みをファイルシステムに応用すること。メモリはシステム全体で共有され、必要に応じてCPUがそれを切り出し、必要な処理に割り当てる。

UFSが限界に来ており、ひとまず過去のものとの互換性は考えずに、新しい方法論、新しい仕組みでファイルシステムを作ってみようと言うコンセプトでできあがったのがZFSだそうです。そして互換性は、開発が終わったあとに考える・・・既存の顧客を大事するサン・マイクロシステムズにして思い切った戦略だと思います・・・(;´∀`)

ディスク装置に接続されているディスクすべてをメモリプールと同様と見なし、必要なリソース(ディスク容量)はプールから切り出して、ファイルシステムとして利用する。従って物理的なディスクの切れ目を意識する必要がなくボリュームマネージャが必要ない。それらの機能は、高価なディスク装置やプロダクトではなく、Solarisと言うOSによって無償で提供される。

ZFS上にある仮想コンテナのクローンを作成するのが一瞬である理由は、ファイルへのポインタを複製するだけだから。上記を利用すると、ある時点のZFSスナップショットを利用することでフルバックアップが一瞬で完了する。また、同様に応用すると、単純データ移行は、従来のデータ移行に比べZFSを利用できる環境下であれば、常識を覆す速度で以降を完了することができる。

ZFSは、ある時点のスナップショットをファイルコピーをする感覚でバックアップ先のスナップショットにコピーすると、前回からの増分のみを検出し、増分のみをバックアップ先にコピーし、しかもコピー先で増分のマージが行われる。その他、ZFSにはimport/exportコマンドがあるため、ディザスタバックアップもNASやSAN等に一瞬で取得することができる。

ZFSにおける書き込みは、トランザクション型の形式で、書き込みが失敗するとロールバックする、従って書き込み中のなんらかのハード故障や、突然の電源遮断等、従来ファイルシステムでのインデックス情報と実ファイルの非同期書き込みによる、同期失敗での不正なファイル故障などから脱却ができる。

ZFSを利用したRAID5、RAID-Zにおけるメリット、RAID5は書き込み・読み込み速度に問題を抱えていた、RAID5は、書き込み・読み込み時RAIDを構成する本数分に横断的に存在するデータをすべて取り出し、書き込みの場合は、どんなにデータの変更部分が少なかろうが、その横断指定部分のデータを全て取り出し、書き換え、また元ある場所に書き戻していた。ZFSでは、横断的に取り出すデータを変更部分に関連のあるデータのみを取り出し、書き戻すため、従来のファイルシステムを利用したRAID5よりも速度がでる。

ZFSには自動チェックサム機能がある、従来のファイルシステムでは、書き込みのあった当該ブロックのみ、また、ブロック単位でしかチェックサムが行われないが、ZFSではデータそのものと、データパス、データツリー全体のチェックサムが行われるため、例えば、RAID1のミラーリングで、本来、同期が取れてなければいけないデータが、片方において不正な値が書き込まれたとしても、チェックサムを元に、正しいデータを自動でもう片方に書き戻す。これも高価なディスク装置を必要とすることなく、Solarisと言うOSによって無償で提供される。


気になったり気にならなかったりポイント
と言うことでZFSってのは、運用におけるメリットがありそうな感じです。フルバックアップやシステム移行などの手間や時間、また、ボリュームマネージャいらずと言うことで、システム管理におけるコストも大きく削減できそうな感じ。

ただ、せっかく便利なファイルシステムだけど、現状、その性能最大限に発揮できるのは、やはりSolaris上だけなのかな・・・一応、Linuxなんかでも使えるようだけど一部機能制限があるそうで・・・

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