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2010年6月10日 (木)

Prestonia XeonマシンでVMware ESXi 4が動かないのでDell PowerEdge 2950を買ってみた(その6)

今回は完全に脱線気味の話・・・その4でグラフィックカードの話なんかが出てきましたが、VMware等での3Dを含むグラフィックアダプタや性能についての話です。

現時点で仮想化環境における仮想マシンの最大の弱点と言うと、グラフィックの描画性能を挙げることができます。近年GPUコンピューティングという言葉が出てくるほど、グラフィックカードの性能は飛躍的に向上しており、かなりリアルな3D映像も、コンシューマ向けのPCで描画することが可能となっています。

VMware ESXiやSun MicrosystemsのVirtual Box、マイクロソフトのHyper-Vを含む仮想化製品は、元々どちらかというとサーバ製品統合やその仮想化をメインの用途とする思想があるので、仮想マシン上におけるグラフィック性能は、極論すると表示できれば良い程度のものでした。

例えば、VMware上等で動作する仮想マシンのディスプレイアダプタは、基本的には、仮想マシンが動作する物理マシン上の物理的なグラフィックコントローラやグラフィックカードの恩恵は一切預かれず、従ってどんなにハイエンドのグラフィックカードを搭載しても、オンボードの超貧弱なグラフィックコントローラを搭載したマシン上でもVMware上の仮想マシンに提供される、ディスプレイアダプタは、ほぼ同一性能のVMware SVGA IIアダプタとなります。

VMware SVGA IIはVMware上等で動作する仮想マシンに提供されるディスプレイコントローラのエミュレーションデバイスで、完全にソフトウェアVGAアダプタとでも言うべきものとなり、残念ながら、例えば高機能なハイエンドのグラフィックカードを搭載したPC上でVMware等を動作させても、物理的なグラフィックカードとは無関係な世界で動作していると言う感じです。

ただ、最近になって少しずつですが、この状況が変わってきているようで、最近、VMware FusionやVMware Workstation等では、仮想マシンの設定、ビデオ部分の設定項目に3Dの有効化と言った設定項目が追加されたり、他には独自にvmxファイルをいじることでDirectX 8対応程度のグラフィック環境を手に入れられるようになってきました。

しかし内部的な処理は相変わらずソフトウェアベースのもので、こうした3D描画機能の対応は、基本的には仮想VGAアダプタのソフトウェア処理性能の向上や機能の拡張によるものでした。

結局のところ、高性能化が進む物理的なグラフィックカードの性能の恩恵にはほとんど預かれない状況は変わりませんでしたが、Windows 7のリリースに合わせ、VMwareのディスプレイアダプタとしてWDDM対応VMware SVGA 3Dがリリースされたことで、仮想化環境のグラフィック事情に明るい兆しが見えてきたようです。

Windows VistaやWindows 7でAeroと呼ばれるUIが実装されていますが、Windows Vista以降の機能要件や動作環境を見ても分かる通り、ある程度のグラフィック性能を持ったマシンでない場合、Aeroインターフェースが動作しないとされています。

VMware ESXi等はそもそもサーバ用途向けやビジネスユース向けであるため、提供されていないようですが、主に一般のクライアントOSを動作させるためのVMware WorkstationやVMware Playerでは、マルチメディアの機能が多数搭載されているWindows VistaやWindows 7において、これらWindowsのOSの基本機能が正常動作しないと仮想化製品としての価値が微妙なる・・・

と危惧したのかどうかは不明ですが、ともかくVMware上に構築された仮想マシンの上でWindows製品の動作を謳うためにはAeroインターフェースの動作、つまり3Dを含むグラフィック描画機能が必須となってきました。

そこで登場したのがVMware SVGA 3Dになります。過去のVMware製品と言うかVMware SVGA IIでは、Windows VistaやWindows 7のAeroインターフェースの動作は厳しい状況でしたが、VMware SVGA 3Dでは、Aeroインターフェースを動作させることが出来ようになったそうです。

サーバ用途向けのVMware ESXi等では微妙でしょうが、コンシューマ向けのVMware WorkstationやVMware Player、また、マイクロソフトのHyper-V等では、徐々にではあるけど、仮想マシン上における物理グラフィックカードの性能を利用したグラフィック描画支援が可能になりつつあり、いずれは、物理マシンと遜色のない・・・とまではいかないでしょうが、常用するのに問題ない程度の3Dグラフィック性能を仮想マシン上でも手に入れることが可能になるかもしれませんね(´∀`)

ただ、まだ3DなゲームやDirectXなどを利用するゲーム等がストレスなく動作すると言った状況までにはなっておらず、特にWindowsのDirectXの対応バージョンがまだまだ低いため、少なくともここ数年で登場したDirectXが要件のアプリケーションやゲームはかなりの数が動作しないと思われます(ちょっと前にVMware SVGA IIで対応したDirectX 8で約10年前のシロモノのため)。

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