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2011年2月

2011年2月27日 (日)

XenDesktop 4で仮想デスクトップ環境を構築してみた(その7)

Xendesktop4_08さて、実際のインストール作業等を行う前に、XenDesktopを構成するための必要コンポーネントとその役割について確認しておきます。XenDesktopを構成するコンポーネントは、大きく以下の3つに分かれるようです。

【DDC】XenDesktopの利用者に対しユーザ認証と利用申請に対する仮想デスクトップの割り当てを行いXenDesktopの司令塔となるDesktop Delivery Controller(以下DDCと表記)
【WI】ユーザ認証とユーザからの仮想デスクトップ利用申請を受け付けるための窓口になるWeb Interface(以下WIと表記)
【VDA】仮想デスクトップ上にインストールし、DDCが利用可能な仮想デスクトップの状況把握やユーザからの仮想デスクトップ利用申請に対する割り当て指示などの通信を行うためのVirtual Desktop Agent(以下VDAと表記)

DDCとWIはサーバにインストールし、VDAは仮想デスクトップにインストールします。このほかもう1つ重要なコンポーネントとしてCitrix Online Plug-inやReceiverがあり、これらは仮想デスクトップを操作・利用するデバイス側にインストールする必要がありますが、こちらは、XenDesktopの環境が一通り構築でき次第紹介します。

これらXenDesktopを構成するコンポーネントの実際のインストール作業自体は、驚くほど簡単で作業自体も30分もかからずに終了するハズです。むしろ重要なのは、XenDesktopを利用する上で必須となるActive Directoryの準備及びActive Directoryユーザ及びグループの整備になるかと思います。

XenDesktopは、ユーザの初期認証及び認証されたユーザ利用できる仮想デスクトップの選択等を基本的にすべてActive Directoryユーザやグループの区切りで設定していきます。XenDesktopで利用する仮想デスクトップの利用権限設定は、Active Directoryユーザやグループ単位に仮想デスクトップを事前に割り当てていくため、XenDesktop環境が構築できても、Active Directoryユーザやグループ整備されていない場合は、実際の運用に支障をきたすことが想定されます。

ソンナワケデ、XenDesktopを利用する際には、事前にActive Directory上において、ユーザ及びグループを設定し、それらユーザやグループ毎に利用可能な仮想デスクトップの構成を事前に設計しておくことが重要になります。尤も、実際に企業などにおいてActive Directoryを既に運用している場合は、ある程度ユーザやグループまたはOUの設定等も行われ、ある程度それら毎に、例えばActive Directory自体に対するアクセス権やファイルサーバにおけるアクセス権限設定を行っていると思われるので、それ毎に利用する仮想デスクトップの構成や利用権限を設計するだけで済むかと思います。

実はXenDesktop環境の構築手順については、Citrixから提供されているXenDesktop 4 Step by Stepガイド(実際にはXenDesktop 4 Express用ではなく、90日の試用版のXenDesktop 4環境の構築手順ですが、基本的にはXenDesktop 4 Expressのインストール手順と変わりません)というモノがあり、これを見て手順通り作業をすることで、XenDesktopのコンポーネントの入手方法からインストール及びある程度の設定までざっくりですが、こなすことができます。

しかし、このStep by Stepガイドの手順は、Windows Serverが2台あること、そしてActive Directory環境が存在すること、そしてActive Directoryユーザが既に作成されていることが前提条件とされているため、先に述べたようなXenDesktopを運用するための基本的な理解がないと、実際の運用を行うのは難しくなります。

こちらのStep by Stepガイドは、あくまで検証等を行う際に、ひとまず運用の設計は置いておいてXenDesktopを体験するために必要な環境を超特急で作成するためだけの手順として考えると良いと思います。

2011年2月24日 (木)

XenDesktop 4で仮想デスクトップ環境を構築してみた(その6)

無償のXenDesktop ExpressやXenDesktopの下位エディションのコンポーネントでは、デスクトップ仮想化の一部のみしか実現できず、運用管理やもう1歩進んだ仮想を実現するためのプロビジョニング機能、アプリケーション仮想化機能、プロファイル管理機能等のサービスは利用できません。・゚・(ノ∀`)・゚・。

実は、先頃XenDesktop 5が発表されたばかりですが、この検証をやったのが結構前だったのでXenDesktop 4での構築になっています。また今回の検証の目的には、もう1つあって安価にデスクトップ仮想化の環境を作成すること。これは、ビジネスとして成り立つか・・・と言うより需要あんのか?と疑問もあるけど、中小企業の中でも特に零細に近い規模の企業での仮想化を求めたときのオヌヌメ構成にならないかなと夢を見てます妄想しています。・゚・(ノ∀`)・゚・。まぁ、ムリですけどね┐(´∀`)┌

今回、XenDesktopを選んだのもこの理由が大いに関係していて、XenDesktopのライセンスにはXenDesktop Expressと言うライセンスがあり、仮想デスクトップ10台までのアクセスは無償と言うライセンスになっています。

んで、XenDesktopのコンポーネントは、既にハイパーバイザーが用意されており、その上で稼動する仮想デスクトップにインストールすることでデスクトップ仮想化におけるリッチな環境を実現する機能であるため、ハイパーバイザは別に用意する必要があります。

Xendesktop4_07で、このXenDesktopのもう1つの良い点は、ハイパーバイザーを選ばないオープンな製品であると言うことです。つまり仮想デスクトップを乗っけるハイパーバイザは、CitrixのXenServerが推奨されるけど、MicrosoftのHyper-Vでも良いし、競合のVMwareのVMware ESXやESXiでも良い訳です。

となると、このハイパーバイザにもライセンスフィーが無料のXenServerやVMware ESXiがあり、これをXenDesktop Expressと組み合わせると、とりあえずランニングコストはともかく、仮想化に関するソフトウェア導入におけるイニシャルコストをゼロにすることができます。

尤も実際には、XenDesktopの導入には先の述べたとおりActive Direcoryが必須になるため、MicrosoftのWindows Server 2003/2003 R2ないしWindows Server 2008/2008 R2の導入が併せて必須になります。

またMicrosoftのライセンス規定で、Windowsのデスクトップ製品を仮想化する場合は、ボリュームライセンス(VL)+ソフトウェアアシュアランス(SA)とする必要があると言った制限があり、そのほか当然Server CALも必要なので、デスクトップ仮想化フトウェア以外の部分でライセンス料が必要になるんだけど、それでもホントに多少はイニシャルコストをいくらか抑えることができます。

まぁ、実際には、必須となるWindows ServerやVL+SA、CALの部分が特に高いんですけどね。・゚・(ノ∀`)・゚・。内訳を見ていくと、Windows Server 2008 R2が1ライセンス、Windows Server 2003 R2が1ライセンス、それから仮想デスクトップのOS分のVL+SA、さらにWindows Server CALがそれぞれユーザ分ないしは、仮想デスクトップへ接続するデバイス分必要になり、結構な額になる訳です・・・○| ̄|_

XenDesktop 4の各エディションに関する機能比較は、本家じゃなくてココがわかりやすいかも・・・本家のほうは、どうもXenDesktop 5の機能や名称に置き換わってるっぽいので・・・

2011年2月17日 (木)

XenDesktop 4で仮想デスクトップ環境を構築してみた(その5)

その4では、普段何気なく利用しているUSB機器は、ハイパーバイザ上で動作する仮想デスクトップ上では使うのが困難だったってお話でしたが、それに近い・・・くはないかもしんないけど、ちょっと似たような話です。

VMwareにしてもCitrixにしても、仮想デスクトップのグラフィックドライバは、それぞれの企業が提供する一律同じグラフィックドライバがあたると言い切ってしまってもいいかもしれません。なぜなら、仮想デスクトップは自身が動作しているハードウェア上のグラフィックカードやチップ直接認識できないため、仮想化を行っているハイパーバイザ等が仮想グラフィックカードを見せているからです。

Xendesktop4_06なので、例えばハイパーバイザが動作するマシンに、nVidiaのGeForce GTX580やAMDのRadeon HD6970がそれぞれSLIとかでささっているゴージャス仕様であっても、その上で動作する仮想デスクトップは一切その恩恵を受けることができず、最低限の表示が可能なグラフィックカードを認識させられている状態になります。・゚・(ノ∀`)・゚・。

仮想化を行うハイパーバイザを挟んでしまうと、その上で動作するOSは、グラフィック処理を行うハードウェアを直接利用することができず、あくまでグラフィック処理を行うハードウェアであるグラフィックカードも仮想化して、ソフトウェアエミュレーションを行っている感じになるみたいですね・・・ソンナワケデ、仮想デスクトップは、動画再生や画像処理を苦手としているよーです。

ただ最近では、徐々に仮想化環境でもグラフィック関連の機能拡張やGPUの支援機能の利用に向けた改良が進んでいて、バージョン7.0になったRDPやPCoIPでも、動画再生等のリダイレクション処理やUSB機器の利用はある程度実現可能になってきたものの、RDPではそれらの機能をフルに生かせる環境がWindows 7 Enterprise及びUltimateのみだったりと、まだまだ制限があるようです。

リダイレクション処理は、動画再生処理等、ハードウェア性能を要求されるようなグラフィック処理に限って、仮想マシン上で(つまりハイパーバイザ側のハードウェアリソースを利用せず)は行わず、仮想デスクトップを操作するデバイス側のハードウェアリソースを利用することでスムースな処理を実現するものだそーです。

それはそーと、今月の下旬から提供されるWindows 7及びWindows Server 2008 R2のSP1では、RemoteFXが提供され、このRemoteFXでは、どうやらGPU支援機能が利用可能・・・つまり仮想化されたOSからでも、直接、物理的なグラフィックカードを一部利用できるだけでなく、CitrixのXenDesktopのようにUSBを仮想デスクトップにリダイレクトする機能も搭載した!みたいな話が聞こえてきました。

いったい如何ほどのものなのか楽しみですが、恐らく対応はHyper-V上の仮想マシンのみとかの制限があるんでしょーかね・・・

ちょい話がそれたけど、詰まるところ、仮想デスクトップを普通にビジネス用途で利用する分ならRDPのみでも十分利用可能なレベルにあるけど、さらにその上の使い勝手、ユーザエクスペリエンスを求めるならICAを利用したCitrixのXenDesktop環境に変えてみるみたいな感じで・・・XenDesktopは、みんな幸せになれる追加オプションみたいに考えるが良いかもしれません。

さて前置きが長く、今読み返してみるとなんか、内容が冗長な感じですが、いよいよXenDesktop環境を構築してみます。

2011年2月11日 (金)

XenDesktop 4で仮想デスクトップ環境を構築してみた(その4)

CitrixのXenDesktopをさっそく検証をしてみることに・・・の前に少しXenDesktopについて調べて見ることにしました。

VMwareの製品が、サーバ仮想化やその運用管理において優れたサーバ仮想化ソリューションなのに対し、Citrixの製品は、どーやらユーザエクスペリエンスに優れたデスクトップ仮想化ソリューションを提供しているようで・・・代表的なものとして・・・

・仮想デスクトップ上でスムースなHD動画やFlash動画の再生
・仮想デスクトップを操作するデバイス側のUSBに接続されたUSB機器を仮想デスクトップにマウントしての利用
・仮想デスクトップを操作するデバイス側のストレージと仮想デスクトップ側のストレージとのシームレスな連携
・仮想デスクトップを操作するデバイス側のネットワークに接続されたプリンタへの仮想デスクトップからの印刷出力、などなど

仮想デスクトップを操作するデバイス側のI/Oポートやストレージ等と仮想デスクトップが簡単に連携できるのは、情報セキュリティの側面で見ると問題があるけど、利用するユーザ側にとっては物理マシンを利用した操作感と変わらないものを得ることができるわけで、確かにユーザエクスペリエンスに優れていると言えるよーです。

これらの機能は、極論するとCitrix、XenDesktopの仮想デスクトップにインストールするVirtual Desktop Agent(VDA)と呼ばれるクライアントエージェントとXenDesktopの接続プロトコルであるICAによって実現できてるものらしく、MicrosoftのRDPやVMwareのPCoIPとは一線を画したものになっているようです。そもそもMicrosoftのRDPやTerminal Serviceの技術的基盤は、Citrixの技術を利用したものだそーで、コレは驚きでした。

こーして見てみると、仮想デスクトップを操作する手元の端末のハードウェアリソースを透過的に仮想デスクトップ上で利用できるようにし、仮想化されたデスクトップを利用していることを意識させないような作りにしようとしている・・・そんな感じがします。

Xendesktop4_05普段何気なく利用しているUSB機器も仮想デスクトップで利用しようとすると、実はちょっとばかしやっかいなのです。もう1度考えて見ましょう・・・仮想デスクトップを操作するデバイスには、仮想デスクトップ上で操作した結果が転送され表示されているだけで、仮想デスクトップの実体はハイパーバイザ上に仮想化されて存在します。

なので、仮想デスクトップを操作する手元の端末になにかしらUSB機器を接続しても、別にそれは、ハイパーバイザ上に仮想化されたデスクトップには一切関係のないことなんですね。・゚・(ノ∀`)・゚・。

VMware ESXi 4.1でUSB機器が利用できるようになった・・・とは言うものの、ハイパーバイザーホストマシンのUSBポートに接続したUSB機器をパススルーして利用できるだけで、実際使うとなると、USB機器をいちいちハイパーバイザが動作しているマシンに取り付けたり、また取り外したり・・・コレだとやはり利便性が悪いですよね。。・゚・(ノ∀`)・゚・。

そこでXenDesktopです。。。やはり仮想デスクトップを操作する手元のデバイスにUSB機器を取り付け、まるでふつーにPCを使っているのと同じ感覚でUSB機器なんかを使えるのはかなり良いポイントだと思いますね(´∀`)

RDPもバージョンを重ねるごとにそのへんの機能が充実してきてるんですが、今のところCitrixのXenDesktopのほうが一歩先を行っている感じがします。

2011年2月 1日 (火)

XenDesktop 4で仮想デスクトップ環境を構築してみた(その3)

さて、その2で既に仮想デスクトップを利用できる環境あるじゃん?って話が多少出ていますが、改めてココで少し既存の環境を晒しておきます。

Xendesktop4_03現時点でPowerEdge 2950上でVMware ESXi 4.1が稼動していて、その上にWindows XP/Vista/7等の仮想デスクトップが載っています。うちの環境では、サーバを仮想化すると言うより作業用や開発用、検証用の「環境を壊しても大丈夫なPC」が欲しかったために、仮想化のターゲットは主にデスクトップ製品でした。

で、これらは主にリモートデスクトップ(RDP)で接続して利用しており、当初、特に不満等は特になく、安定して利用していました。で、今回XenDesktopを検証してみようと思った要因の1つとして、XenDesktopにおけるユーザエクスペリエンスの優位性が挙げられます。

今後PCに掛ける費用の省力化等も目論んで、物理PCの買い換え等は行わず、仮想デスクトップで済ますことができないかなーと思い始めたときに、VMware ESXi 4+RDPの環境では、徐々に問題・課題点というか仮想デスクトップに対するユーザエクスペリエンスに不満がでるようになりました。

1つは仮想デスクトップ上においてUSB機器がまったく利用できないことでした。今でこそVMware ESXi 4.1となっていて、USB機器をVMware ESXiが稼動するホストマシンのUSBに接続すればパススルーで利用できるようになってるけど、ハイパーバイザーを導入した当時は、VMware ESXi 4.0だったため、これら機能は利用できませんでした。

またVMware ESXi 4.1以降でUSB機器を利用できる・・・と言ってもVMware ESXiが稼動するホストマシンまでUSB機器と取り付けに行かねばならず、また全てのUSB機器が利用可能と言うわけでもありません。やはりUSB機器は手元で操作する機械に対し、脱着の操作がしたいと言うのが本音です。

VMware ESXi 4.0で運用をしていた頃にUSBホストサーバであるSX-3000GBなんてものも買ってみたけど、結局どこにこのUSBホストサーバを挿すかに悩んだあげくに、そのまま放置して、結局今も未開封のままwwww

そんなにUSB機器が使いたいならVMware PlayerやVMware Server使えよって話もあるけど、ハイパーバイザーありきで環境を構築してしまった(そのためのPowerEdge 2950だった・・・)ので、今更そちらへの方向転換もできるはずもなく・・・

他には、たまたま仮想デスクトップ上で作業を実施していた時に、YouTubeが見たくなったんだけど、横着をして仮想デスクトップ上のブラウザを起動して見てみたら、これがもうどうにも見れたもんじゃない・・・あんれー転送速度足りてない?一応曲がりなりにもギガビットイーサ環境なんだけどーって思ってたんだけど、後々調べたらそもそもそう言う問題じゃなかったんですねー。

さらに言うと、昔VMware Server上で稼動するブリッジネットワークで接続している仮想のWindows XPに対して、インターネット越しにイーモバイルでRDP接続したことがあるんだけど、これがもう使えるレベルじゃなく、マウス動かしてスタートメニューをクリックしても、スタートメニューが表示されるまでに数十秒とかって感じで、コレは実用に耐えないなーと思っていました。

そこでたまたま小耳に挟んだのが、曰くXenDesktopは狭帯域でもデスクトップのユーザエクスペリエンスが抜群にイイらしいと言うもので、もしかするとリモートからの接続でもバリバリ使えて、かつ物理PCを排除して仮想デスクトップ環境だけでやっていけるかも?と言う淡い期待の元、検証をしてみようと思い立ったのでした。

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